内部研修 「虐待防止及び介護事故防止について」

9月6日(水)14時より当マリンホーム一楽のホールにて職員全員を対象とした研修を行いました。

講師には「あさかぜ法律事務所」の吉岡誠弁護士、丸本健次弁護士、西田美穂事務局長の三名様にお越しいただきました。

虐待事案と事例検討を法律の専門家の視点からわかりやすく説明していただき、職員全員が虐待に関する知識及び理解を再認識することができました。

中でも事例検討は実際に訴訟となった事例を挙げ、些細な事が問題となったりと普段の生活の中にでも起こりうることもあり業務の内容を見直す良い機会ともなりました。

~ 以下、ブログを見て頂いている方々へ高齢者虐待についての基礎知識 ~

テレビのニュースや新聞で虐待の報道がありますが、虐待の種類も幅広く以下のように分類されます。

・身体的虐待 いわゆる暴力等による虐待
・性的虐待  高齢者にわいせつな行為をしたりさせたりすること
・心理的虐待 拒絶的な対応や差別的言動をして心理的外傷を与えること
・放置、放棄 衰弱させるような減食または長時間の放置他、養護すべき職務上の義務を著しく怠ること
・経済的虐待 高齢者の財産を不当に処分したり不当に利益を得る事

一般的には「身体的虐待」が注目されますが上記のようなことも虐待に該当されます。

また報道等により「虐待=施設」という印象されがちですが家庭にて行われた場合も虐待に該当いたしますので虐待を防止するためには地域社会の高齢者の見守りや家族介護者へのケアも不可欠となります。

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